こんにちは!Naya☆Logです!
前回の記事では、「F値(絞り値)・シャッタースピード・ISOの設定方法」について紹介しました。
今回は、一眼レフカメラの撮影モードについて説明します。
デジタル一眼レフカメラでは撮影モードが選べるようになっており、多くの機種ではカメラ上部のダイヤルを回して選択できます。
狙い通りの画を撮るためには、カメラをどのように設定するべきかをまとめていきたいと思います♪
※カメラの機種やメーカーによって、操作方法や機能が異なりますので、あらかじめご了承くださいm(_ _)m
◇ このページの目次 ◇
【AUTO】全自動モード
文字通り、カメラが自動で全ての設定をしてくれます。シャッターボタンを押すだけで、露出や色味など、写真を綺麗に撮るための設定を全て自動でやってくれるため、初心者には最適なモードです。一眼レフに慣れるまではこちらで撮影しながら、狙った被写体にピント合わせたりや、写真の構図を意識した撮影の練習をするためにおすすめです。
ちなみに、ひと口に全自動モードと言っても、シーンに合わせて明るさや色味の補正をかけてくれるモードがいくつかあるので、色々と試してみると楽しいかもしれません。
弱点はかなり多く、少し光量が少ない場所では自動的にエレクトロニック・フラッシュが焚かれてしまったり、色味やボケ味を意図的に変えたりできないなど、表現の幅の狭さに難があります。あくまで練習用のモードだと考えていただければと思います。
【P】プログラムAEモード
初心者にとって難しい“絞り値”と“シャッター速度”の設定を自動的にしてくれます。
全自動モードと違い、ISO感度やホワイトバランスを自由に設定できたり、エレクトロニック・フラッシュの有無を選べたり、という利点があります。ISO感度を上げたり下げたりすることで、絞り値やシャッター速度にどのような影響を与えるのか学ぶことができます。
【S、Tv】シャッター速度優先AEモード
シャッター速度、ISO感度、ホワイトバランスを自由に設定できます。また、露出に関してはカメラが最適な絞り値を決めてくれます。高速で動くものをくっきりと撮影したいとき、わざとブレた写真にして迫力を出したいときにおすすめのモードです。
普段から手ブレに悩まされている人は、このモードでシャッター速度を固定してから撮影しても良いかもしれません。
【A、Av】絞り優先AEモード
絞り値、ISO感度、ホワイトバランスを自由に設定できます。また、露出に関してはカメラが最適なシャッター速度を決めてくれます。一眼レフカメラの魅力といえば、なんといっても背景をボカした綺麗な写真です。
そのボケ具合を自分で決められる絞り優先モードは一番バランスがよく、初心者にもおすすめのモードです。全自動モードでの練習を終えたら、早めにこのモードに切り替えるとよいでしょう。
【M】マニュアル露出モード
全ての設定を自分で決めることができます。撮影を続けていくと「最終的にはこのモードが一番便利」だと気がつくでしょう。狙い澄ました写真を撮る場合には、どうしても細かい要求が必要になるので、カメラが適正露出を求めて設定を自動的に変えてしまう他のモードは扱いづらい部分があります。
まとめ
シャッタースピード、絞り、ISOを組み合わせて自分が撮りたいような写真を撮れるようになればカメラを扱うのも更に楽しくなると思います。
「シャッタースピード、絞り、ISO」の設定方法に関しては、下記の記事を参照。
また、デジタル一眼レフカメラの場合、撮影したらすぐに撮影結果を確認することができるので、自分の写真におかしいところがあったとき、設定を変更して撮影するようにしていけば自ずと各項目の設定バランスが身に付いていくのではないかと思います
まずはA, T, Mモードをなるべく使うようにして、撮れた写真をチェックするようにしてみましょう(๑╹ω╹๑ )
ボディ:Canon 7D
レンズ:EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS II